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メッキでできた蛇口の手入れ方法とは?普段の手入れや錆び予防が大切!

メッキでできている蛇口の手入れ方法をご存知ですか。メッキが傷つくと錆びることもあり、錆をそのままにしておくのは危険です。蛇口の劣化に繋がるだけでなく、人体に影響を与えることもあるでしょう。これから、メッキでできた蛇口の手入れ方法についてご紹介します。

また、メッキの補修方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。

蛇口のメッキに傷が付くと、錆びることがある!

一般的な蛇口は金属でできていて、特にメッキ加工されているものが多いです。メッキとは、固体表面に金属膜を張ることで、ピカピカと光った金属板になります。蛇口のメッキは、「クロムメッキ」で加工されていることが多いです。

クロムメッキは少し青白いシルバー色で、耐食性の良さや抗菌加工ができるなどの特徴があります。また、薬品に強く、錆びにくいことも特徴です。電気や磁気などをコントロールでき、さまざまな用途で使われています。蛇口だけでなく、水道管や水栓金具・チェーンなど、水道関連の金属はクロムメッキで加工されているものが多いでしょう。

クロムメッキで加工をすると、見た目を輝かせるだけでなく、耐食性の良さから錆を防止できます。食品や薬品などが付いても錆にくく、長期間使えるでしょう。しかし、クロムメッキ加工した部分が傷ついてしまうと、錆びてしまう可能性があります。

メッキ加工していない部分が露出するため、そこから錆びてしまうのです。また、クロムメッキの表面を顕微鏡で拡大して見ると、小さな穴が確認できます。小さな穴に水分が入り込んだ時や錆が付着した際も、錆が発生しやすいです。

蛇口のメッキが錆びると、どのような影響がある?

蛇口のメッキ部分が錆びると、「酸化水酸化鉄」が発生します。酸化水酸化鉄は水に溶けやすく、知らない間に蛇口から出た錆を摂取している可能性もあるでしょう。錆を過剰に摂り続けると「鉄過剰症」になり、嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こします。

また、錆は細菌を付着しやすいです。錆で腐食した部分を皮膚に当ててしまい、切り傷や擦り傷を作ると「破傷風」になる場合があります。破傷風になると、全身的な倦怠感や筋緊張・呼吸困難になるので、注意が必要です。

細菌の中には煮沸消毒をすれば死滅するものがあります。しかし、鉄錆は100℃でも死滅しないため、煮沸消毒の効果が期待できません。また、一度できてしまうと、繁殖して広がりやすいです。よって、メッキ部分に錆の根が張る前に、しっかりと除去した方がいいでしょう。

蛇口のメッキは、普段から手入れをする!

蛇口のメッキ加工は、普段から手入れをすることで錆を防げます。手入れをする時は、なるべく傷をつけない方法にするといいでしょう。金属でできたタワシでこすると、傷が付いてしまいます。よって、柔らかいスポンジやタオルで手入れをするのが望ましいです。

食器洗い用の洗剤を泡立て、メッキ部分を優しく洗いましょう。また、洗浄後は水分をそのままにしてはいけません。蛇口のメッキを綺麗に保つためには、普段から水滴を拭き取ることが大切です。

こまめに水滴を取るだけでも、水垢や錆の原因を作りにくくします。蛇口のメッキ部分に付着する水分は、水道水がはねたものだけではありません。特に冬場は結露水が付きやすくなります。結露水は、空気中のさまざまな成分を含んでいるため、錆に繋がる可能性が高いです。

よって、結露水の付着に気付いたら、早めに水道水で洗ってから拭き取るといいでしょう。1ヶ月~2ヶ月に1度のペースで、「防錆剤」を塗るのも効果的です。例えば、潤滑防錆剤やカーワックス・ミシン油などを塗ります。

これらを塗布すると、表面にできた油膜が水をはじき、メッキ部分に水分が付くにくくなるのです。水分だけでなく、カルキや錆の付着予防にもなります。

メッキ部分の錆や水垢を落とすためには?

蛇口のメッキに錆が付いた時は、早めに錆を取ることが大切です。錆をそのままにしていると、繁殖して増えてしまいます。初期の錆は、歯磨き粉と歯ブラシを使って落とすことが可能です。錆に歯磨き粉を付け、歯ブラシでこすっていきます。

メッキに傷が付いている場合は、歯ブラシよりも柔らかいクロスにするといいでしょう。歯磨き粉は研磨剤が入っているものでも構いません。磨き終わったらしっかりと水で洗い、乾いた清潔な布で水分を拭き取ります。錆が取れたら、メッキ部分に防錆剤やカーワックスなどを塗布すると、錆の付着を予防できるでしょう。

錆の範囲が多い時は、錆び取り剤で落とします。錆び取り剤はジェルや液体の状態になって販売されていることが多いです。例えば、アメリカのコーテックから発売されている「強力錆落とし剤サビ取り剤ジェルタイプ」は、塗布するだけで錆が落とせます。

主成分はフルーツ酸で、無毒かつ非可燃性で安心して使える錆び取り剤です。ジェルになっているため、垂直面に付けても垂れにくくなっています。研磨剤を含まず、錆を取ってもメッキ部分は傷つきにくいです。錆び取り剤を選ぶ時は、「メッキに使用可能」と表記されているものにしましょう。

メッキに対応していないものを使用すると、メッキが溶けたり傷ついたりする場合があります。メッキの水垢を落とすためには、クエン酸と重層を使う方法が効果的です。それぞれの粉末を用意し、水に溶かします。クエン酸水溶液は水100mlに対してクエン酸小さじ1/2、重層の水溶液は水100mlに対して小さじ1です。

重層が溶けにくい場合は、沸騰水に入れて作ります。冷たい水溶液をスプレーボトルに入れ、メッキの水垢部分に噴射して数分おくことが重要です。クエン酸や重層の成分が水垢を浮かせるので、スポンジなどでこすって落としていきます。

メッキ部分の補修方法とは?

蛇口のメッキ部分が傷ついた場合、範囲が少ない時はカラーペンで補修するといいでしょう。例えば、「ホルツ カラーペン シルバー」は、傷消しができるカラーペンです。

傷の上からペンで塗るだけなので、手が汚れることなく補修ができます。カラーペンで塗る時は、錆や汚れを拭き取ってからにしましょう。範囲が広い時は、筆で塗るカラーペイントがあります。例えば、「ホルツ サビ止めペイント シルバー」は、防錆材が入っているシルバー色のペイントです。

傷ついた部分に塗ると、シルバー色になって補修ができ、錆も防止します。傷が多い時は、サンドペーパーで傷をこすると、表面が滑らかになるでしょう。その部分にペイントやスプレーを塗布する方法もあります。